[postfix-jp:02701] バーチャルドメインでのコマンドへのパイプ

[HAYAKAWA Hiroshi <hayakawa@xxxxxxxxxxxxxxx>]

早川＠名古屋です。

開発用のサーバーにおいて、
複数のドメインのメールサーバー機能を共存させたいなと思っています。
環境は、VineLinux2.5上でpostfix-1.1.12を動かしています。

しかし、virtual(5)では
コマンドにパイプすることができないようなのですが、
何か打開策はないものでしょうか。

 * * *

/etc/main.cfにて
virtual_maps = hash:/etc/postfix/virtual
を指定したのち、

/etc/postfix/virtualにて
virtual-alias.domain            anything
test1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx      |command
と記述した場合、
test1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxにメールを送信すると、

<|command@domain>: unknown user: "|command"

となって「Undelivered Mail Returned to Sender」メールが返ります。
最終的には多数の拡張アドレスも使う必要があるのですが、
test1-ext@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxにメールを送信すると、

<|command-ext@domain>: unknown user: "|command-ext"

となって同様にエラーメールが返ります（デリミタには"-"を指定）。
virtual(5)のmanを読むと、拡張アドレスの説明項には、
「マッチしなかった拡張アドレスはテーブル検索の結果に展開されます」
とありますので、この後者の動作自体は理解できます。

一方、/etc/postfix/virtualにて
@virtual-alias.domain           @domain
としてvirtualエイリアスドメインの指定をした場合も
それぞれ上記と同様の動作になりました。

 * * *

バーチャルでないドメインでは、
/etc/aliasesに
test2:                          |command
と記述すれば、
test2@domain宛にメールを送信した場合にも、
拡張アドレスを伴ってtest2-ext@domain宛に送信した場合にも
正しくコマンドにパイプされています。


期待する動作としては、
test1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxや
test1-ext@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxにメールを送信した場合に、
commandにパイプされて欲しいのです。
この目的の設定をうまく実現されている方はいらっしゃらないでしょか？


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With your dreaming, with your smile.
Hayakawa, Hiroshi <hayakawa@xxxxxxxxxxxxxxx>
Nagoya,Aichi,JAPAN ☆彡