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[postfix-jp:02117] Re: DNS を使わないメール配信について



In message <3DA15A39CF.EF2ETAKEUCHI@xxxxxxxxxx>
	on Mon, 07 Oct 2002 18:56:09 +0900,
	Takeuchi Akira <takeuchi@xxxxxxxxx> wrote:
> 一言で言うと、手間を省くためです。
> DNS登録する場合は、
>  ・社内サーバのアドレス登録
>  ・反映
>  ・情報伝播確認
>  ・動作確認
> 等の作業が発生します。
> hostsに登録するだけで済めば、基本的に登録と動作確認だけで
> 済むと思います。
まぁ、経験的にはたいして違わない気がしますし、異なる拠点に置いたマシン
でホスト情報を参照したい場合は、それぞれにネームサーバを配置したりした
方が便利だったり、その内容の一致にはDNSが一番です。

> また、ここでは社内用DNSとは別の社外向けDNSを利用しています。
> 社内用には既にサーバBが登録してあり、2度手間になってしまいます。
このようなプライベートなネットワークが、ある程度の規模を越えると組織内
部のDNSを構築するのは当たり前なことではないかと思います。

現状、インターネットの枠組みをもってきて組織内のネットワークを構築する
以上、DNSが「あるもの」とした方が何かと親和性は高く、変に特別なことも
する必要はないわけです。

> 要は、新たに社内サーバCが現れた場合、
> 以前の手順なら hosts に追記することでサーバC宛メールを
> 送ることができます。
こういった場合に、複数のマシンのホストファイルの更新という作業が発生す
る点が、ホストファイルによる方法の不利な点です。

> smtp:[xxxx] のように書けば、 DNSでなく hostsを参照しに
> いくのだと思っていました。
> つまり、svb.bbb.aaa.co.jp というホスト名が来たら
> hostsを見てくれ、としたかったのです。
この作業は一般に、postfix自身ではなくてシステムに用意されているライブ
ラリの仕事です。postfixに限らず、Solarisマシン上のtelnetやftpにも共通
なことと言えます。

一方、SunOS 5.Xの場合はよく覚えていませんが、SunOS 4.Xの時代は
libresolv.aとかをリンクするとDNS専用、NIS見ないになっていました。そう
いったコンパイル時の状況も何か関係あるかもしれません。

-- 
神戸 隆博 / Takahiro Kambe

References
[postfix-jp:02105] DNSを使わないメール配信について, Takeuchi Akira
[postfix-jp:02111] Re: DNSを使わないメール配信について, YOSHIMURA Keitaro
[postfix-jp:02113] Re: DNS を使わないメール配信について, Takeuchi Akira

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