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[postfix-jp:01149] Re: 配信性能に対する環境の影響具合



荒木です。

> 早川と申します。
> Postfixに限った話題ではないのですが、
> メールの配信性能に対して
> マシンスペックや回線の太さなどがどの程度影響するのか、
> 言い替えれば、
> どういう環境ならば純粋にMTAの性能限界が発揮されるのか、
> ということについての情報を探しています。

「一般的の」純粋な性能限界なんて追う意味も必要もないかと思います。

postfixの自主的な制限を外すならば、*_limitをあらゆる0にするとかで
とりあえずやってみたらどうでしょうか。

簡単にハードウェア、ファイルシステム、ネットワークなどの限界に届きますよ。
潤沢なネットワークがあれば、あとはlocalのほうが辛いです。
例えば10kbyteのメールを100通/secなら8Mの線があっても埋まります。
localならばそれを書くだけのstorageが必要ですね。

どうしてもというなら、filesystemをNVRAMを使うなどして安全な状態にして、
write cacheしてやるのが一番効くとは思います。

> ちなみに上記のページのテストでは
> ネームサーバーのキャッシュの具合などによって
> Postfixは15〜26通/秒という結果が出ていました。
> (グラフの読み方が正しければ...)

並列度とかもデフォルトの50のままですし、ユニークドメインでの結果なので、
実際にはもっと速くなるはず。

中村もとのりさんにうかがったら、もうあれはやらないみたいです。
協力メールアドレスも時効だそうです。

--
荒木靖宏

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[postfix-jp:01148] 配信性能に対する環境の影響具合, HAYAKAWA Hiroshi

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